苦しみと悲しみの果て、希望の始まり – 『ザ・ナッシング』 コーン

オリジナル・ギタリストのヘッドが復帰を果たした『ザ・パラダイム・シフト』(2013年)は未だ照準を絞り切れていない印象だったものの、それに続く『ザ・セレニティー・オブ・サファリング』(2016年)は、ずっと変革→原点回帰→統合的進化を果敢に繰り返してきたKOЯNが、なんというか「総決算的な」方向性に踏み込んだ様子を感じさせる内容で、聴き応えがあった。その前作でも、ジョナサン・デイヴィスお得意の奇妙

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