憎しみに生きる母親と、悲しい定めを背負った娘……。ホラーマンガ『雛接村』の結末に、涙する

『雛接村』(志水アキ/朝日新聞出版)  人の心に生まれた怨念は死してもなお残り続け、関係する物や土地に宿ると言い伝えられている。肉体が消えても、その情念は存在し続けるのだ。『雛接村』(志水アキ/朝日新聞出版)は、そんな強い情念によって生まれた美しく、儚い少女の物語だ。 いま、編集部注目の作家  美川大学廃墟部の男子学生・湊(みなと)は仲間たちと、とある山に撮影に訪れていた。急な土砂降りで下山できな

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